バイオリン・二胡奏者の土屋玲子さんとのオリジナル共作第１弾！読みは「アンサブレ」（フランス語です）。意味は「一緒に」。

コンセプトは世界中を旅しているかのようないろいろなジャンルの音楽で、そして必ずバイオリン（もしくは二胡）を入れる。作曲は半分ずつ、アレンジはお互いにフォローしながら、、、と、本当に大雑把な決め事だけで作り出したこのアルバム。全10曲のボリウムたっぷりなアルバムになりました。

01.『Spanish Omelette』（作曲：岩垂徳行）

スパニッシュな楽曲。タイトル「 Spanish Omelette」はスペイン風オムレツ。

02.『功罪』（作曲：土屋玲子）

土屋玲子さん作曲。

03.『Arabian Dream』（作曲：岩垂徳行）

アラビアンな１曲。タイトルもそのまま「アラビアンドリーム」

04.『狂乱のワルツ』（作曲：土屋玲子）

これもタイトルそのままの「狂乱」のワルツ。

05.『Trois Porte』（作曲：岩垂徳行）

タイトル「 Trois Porte」はフランス語で、「３つの扉」

06.『STORY』（作曲：土屋玲子）

多重コーラスが綺麗な曲です。こういうの、自分でもやってみたかったんです。

07『.Bossa PAYA』（作曲：岩垂徳行）

ボサノバ曲。歌詞はないけれど歌ものです。PAYAPAYA言ってます。

08.『山麓ニ響ク』（作曲：土屋玲子）

二胡のメロディが美しい楽曲。

09.『夜笛』（作曲：岩垂徳行）

ちょっとクラシカルで不思議な楽曲。5/4拍子（中間部は3/4拍子）の不安定な感じが気に入ってます。

10.『LIFE』 （作曲：土屋玲子）

「おばあちゃんのために作った」弦楽がとても美しい楽曲。

個人的なおすすめ曲は、おばあちゃんに捧げた10曲目の「LIFE」。土屋さん作曲でとってもとっても綺麗な曲です。それから７曲目の「BossaPAYA」もお気に入り！アンニュイな歌もそうだけれどこういうけだるい曲を作りたかった（笑）。

今までにも数多くのバイオリンニストとお仕事をしていますが、土屋玲子さんのバイオリンって本当に上手！

今回お互いに曲を作り、それを交換して「隙間があったら埋めておいてね～」と好き勝手に音を足して行く、という手法で曲を作っていきましたが、彼女のそれぞれの曲に対する的確なアプローチはさすが。

そしてとってもいいのですよ。データが上がってくる度にマジで感動してました。

３曲目の「Arabian Dream」のビオラソロとか圧巻でしょ。ってか、アラビア系は本当に上手（笑）。